実は滞納者が多いことも忘れずに

奨学金,滞納者成績が優秀、高い才能を持っている、にも関わらず経済的な理由で修学が困難な学生にとって、
奨学金制度は大変に役立つものであることは確かです。
でもごく一部の給付をのぞけば、奨学金といえども借金に変わりはありません
現在、奨学金の返済を滞納している人の数は、3人に1人という状況です。
その背景には、一体どんなことが考えられるでしょうか。

まず、滞納が始まったきっかけとして考えられるのが、「収入の減少」や「支出の増加」です。
他にも事故や病気で働けなくなるなどのケースもあります。
長く滞納する理由としては、「失業中である」「延滞金額が増加して払えない」「収入が足りない」
などという場合が考えられます。

このように、返済している人にとって、苦しい状況があるということは避けられない場合が多いのですが、
滞納してしまうと、どんなことになるのでしょうか。

☆電話による督促があります。
本人、連帯保証人、保証人に対して、文書と同時に電話でも督促が行われます。

☆延滞金が課せられます。
奨学金の種類によって、延滞金の額も変わりますが、10%にもなる場合があります。

☆連帯保証人・保証人への請求
延滞すると、連帯保証人や保証人へ請求書が送付されることになります。

☆長期の延滞が続いた場合、民事訴訟法による法的措置がとられます。
支払督促予告→支払督促申立→仮執行宣言付支払督促申立→強制執行
その際に生じる手続きにかかる費用は、返還者の負担になります。

上記のことが起こらないようにするために、返還期限の猶予や、減額返還制度の手続きを、
延滞してしまう前に行うことが必要です。
消費者金融などから借りて、さらに負債を増やしてブラックリストに載ったりすることのないようにしましょう。