無利子タイプと有利子タイプ

無利子タイプと有利子タイプ文部科学省は2014年から大学生や専門学校生への奨学金の無利子枠を3万人分増やす方針を固めました。
低所得世帯の子どもに対する経済的支援を拡充することがねらいで、国私立大の授業料減免枠も6千人分拡大します。
独立行政法人 日本学生支援機構では、所得連動型無利子奨学金もスタートされました。

【無利子奨学金】
無利子奨学金の制度は、能力があり学力も高い学生で、家庭の所得が低い為に修学できない学生が、
学業を継続して受けられるように、日本学生支援機構が国の方針に基づいて運営しているものです。
☆第一種奨学金(無利子)
対象は、大学院・大学・短期大学・高等専門学校・専修学校(専門課程)に在学する学生・生徒です。
その中でも、 特に優れた学生及び生徒で経済的理由により著しく修学困難な者に貸与します。
貸与月額 は、学種別・設置者・入学年度・通学形態別に定められています。

※所得連動返還型無利子奨学金制度(平成24年度創設)
対象は、大学・短期大学・高等専門学校・専修学校(専門過程)に在学する学生・生徒です。
第一種奨学金の貸与の基準を満たし、別途に定められた経済要件に合う学生・生徒が対象になります。
貸与の月額は、第一種奨学金と同じですが、貸与を受けた本人が、
卒業後に一定の収入を得るまでの期間は、願い出をすることによって、返還期限を猶予されることで、
将来の返還への不安を軽減し、安心して修学出来ることを目的として創設されました。
返還が猶予される所得は、会社員等では、給与所得300万円以下。
自営業等では、収入から必要経費(控除分)を差し引いた金額が200万円以下 になります。

【有利子奨学金】
目的は無利子奨学金に準じていますが、有利子奨学金は年率3%までの利子が発生します。
☆第二種奨学金
対象は、大学院・大学・短期大学・高等専門学校(4・5年生)・専修学校(専門課程)の学生・生徒 です。
選考 は、第一種奨学金よりゆるやかな基準によって選考された学生・生徒に貸与されます。
貸与月額 は、本人が5種類の貸与月額から自由に選択できるようになっています。
さらに在学採用の場合は、申込年度の4月まで遡って貸与を受けることができます。

利率は、平成27年3月現在、利率見直し方式では0.1%(5年毎見直し)です。
利率固定方式では0.63%となっています。
利率は、政令によって3%を超えないように定められています。

在学中や返還期限猶予中の利子は国が負担し、奨学生に課されることはありません。